フローリングを考える1 - Bowerbird一家の巣作り日記 - Yahoo!ブログ
一階二階とも木のフローリングが主体となっています。
大分昔のことですが、2号はイタリアに滞在したことがあります。
そのとき住んでいた家の床は、寝室以外は殆ど大理石でした。
大理石と言っても質・値段ともピンキリでしょうし、
総大理石張りの家もごく一般的です。
ところが膝や足腰に問題が起ってくる老人には、硬く冷たい大理石の床は負担が大きく、
むしろお金持ちほど木のフローリングの家にしていると聞きました。
あちらは寝室以外は革靴のまま生活するので、
オークやメープルなど傷つきにくい硬い素材が選ばれるのが一般的なようです。
ドイツや北欧は南欧よりもっと木を取り入れた家を造りますが、
靴の生活という意味では選ばれる樹種のタイプは多分イタリアと似たものかと想像します。
なぜメタルハライド?軟らかい針葉樹から硬い南洋材まで、
あらゆる樹種から足触りを考えて床材を選択するのは、
裸足の文化の日本ならではの贅沢な気がします。
我が家の話に戻ります。
家のイメージをつくる一階の床。
カバ系の明るい色にして、北欧風のシンプルモダンなイメージにするのも魅力的ですが、
入れたい家具とのバランスを考え、
落ち着いた暗めの床にしてシンプルクラシックなイメージにすることにしました。
1号は赤みの少ないものが好みということで、
頂いたマルホンのカタログにあるたくさんの樹種から、
ウォールナット、ミャンマーチークあたりを候補に考えました。
サンプルも取り寄せていただきましたが、
連続した空間としての風合いを見たい、足触りを試したい、
ということで、マルホンショールームを訪問することにしました。
のぞみとひかりを乗り継いで浜松へ、
さらに在来線に乗り換えて約30分。
鍛鉄で作られてプールのゲート
途中静岡らしい穏やかな景色が続きます。
3号は先頭車両の窓にへばりついていました。
さらに駅からタクシーで10分弱。片道たっぷり2時間半、、、
辿り着きましたマルホンショールーム。
こちらではテニスコートほどの広さに畳1帖分ほどの無垢の床材のサンプルが
ずらっと敷き詰められています。
早速裸足になってサンプルの上に上がらせてもらいました。
まずはお目当てのウォールナット
木目が綺麗で色も良い落ち着きです。
続いてチーク
写真にしたらちょっと褪せて見えますが、もっと沈んだ良い色でした。
木目が控えめで落ち着きがあります。
もうひとつ気になったのがブラックチェリー
ドアを注文する方法
こちら経年変化の大きい樹種らしく、特に写真の白太の多いタイプは年々表情が変わってくるそうで、面白そうです。
色々歩いてみましたが、ハードウッドでも
一般に熱帯の大木系(ピンカド、カリン、ジャトバなど)は
重く硬い木で足触りも冷たい。
冷帯のナッツが成る系の広葉樹(ウォールナット、栗、チェリー)は
少し軟らかくて足触りも温かみがあると感じました。
チークは南洋材では例外で、ぬくもりがあります。
しつこいようですが、私は寒がりなので、ほっこり温かいナッツ系に惹かれます。
懸案の床暖について訊いてみました。
無垢材は温度や含水率で収縮するので、床暖を入れると反りなどを起こす場合が多い。
ウォールナットとチェリーの場合は挽板3層になるらしいです。
表面4mmほどはウォールナットの薄い板が引いてあるので見た目は全く変わりありません。
敷いたサンプルがなかったので、足触りがどうかが気になるところ。
チークの方は挽板はなく、柾目の無垢材を使うとのこと。
柾目にすると収縮率が変わり、暖房による温度変化に強くなるとのことでした。
柾目にすると板目のマットな感じがなくなり、木目が深く亀裂のように走っていて、
見た目の雰囲気が大分変わってしまいます。
これは悩みどころ。。。
取りあえずは宿題にすることにしました。
長くなりそうなので、次回に続きます。
1 コメント:
شركة كشف تسربات بسيهات
شركة كشف تسربات بالظهران
شركة كشف تسربات بجدة
شركة كشف تسربات بالجبيل
شركة كشف تسربات بالاحساء
コメントを投稿