次の桝も溢れていた場合、また次へと探し、つまっていない桝を探し、その桝の汚水の通る溝(インバート）に邪魔物を置き、つまっている物が本管の方に行かないようにします。　そして、その桝の口元につまっている場合もあるので、棒などでつついてみます。 なにもない場合一つ上流の桝に行きます。

　いよいよこれからが本番です、汚物に負けない気構えは出来ましたか？
汚水管のつまりの場合、桝の下流側のパイプの接続口に障害になる物がありつまっていることが多いので、下流側のパイプが抜けている方向を見当つけ、棒でつつきます。　手探りで運をつけるなんてひんしゅくを買うような古典的なことをさらりと言って　（＾＿＾；）
結構これくらいで　ズズッー　と流れることも多いのです。

　　これで駄目な時はモウソウ竹を割って、針金で繋ぎ　　っていつの時代の話だ？　モウソウ竹探す方が大変だ。

　　それならホームセンターなどで１３ｍｍのビニール管を買い、1本4ｍ
ですから、桝と桝の距離+1ｍになるくらいのパイプとソケットという継手をパイプの本数マイナス1ケと接着剤を買い、　　こう言っても桝と桝の間が３６０ｍだから９１本買えばいいと言うものではありません、せいぜい２本くらいですかね？　桝と桝の間が２，３ｍくらいなら1本でも平気ですね。　
　　つなぐ場合は接着剤を塗って10分くらいおいてから使いましょう。接着剤を塗らずにやってえらいことになった経験がありますので。。。

　　これで下流側から突っついて流すわけですが、配管などの具合でうまくパイプの中に入っていかないことがあります。　こうなったらすっぱりあきらめて、水道屋さんに頼みましょう。　間違ってもホームセンター等でつまり取り用のワイヤーなど買う気持ちにならないで下さい、多分うまく行きません。（営業妨害になるかな？）　　買った材料はどうしてくれる　って言われましても私の方は何とも、、、　短く切って花壇の柵の代わりなんかいかがでしょう？　　そうそう子供の頃職人さんがフラフープ（死語かしら）を作ってくれたっけ、ただそれに慣れたので、友達のプラフープを借りてやったら軽すぎて廻せなかったっけ、　そろそろ買った材料のことは忘れただ� ��う

　　もしうまく開通した場合、つまった原因を突き止めておきましょう、最初の段階でつまっていない桝においた邪魔物に引っかかっているものを確認し、それが重量がある物や大きな物の場合それが原因となりますが、特定できない場合は桝または、配管に障害があることになります。

　　つまっていた桝のうち一番下流側の桝を注意深く見ます、　水の通る溝（インバート）が壊れたり、ざらざらしていないか？、桝の中に木の根が入ってないか？　パイプと桝のつなぎ目に穴があいてないか？つまった物は取ったのにインバートに水が溜まっていないか？　このようなことがあった場合は近々つまる予定？　がありますので、早めに水道屋さんに頼みましょう。 また、桝がトラップ桝だった場合、防臭用の水が溜まったところに汚物がびっしりって事もありますから、よく洗い流しておきましょう。

　　桝に特別な問題がなければ、汚水管を覗いてみましょう。　覗けって言いましても、桝に頭をつっこめって事ではありません。
片側の桝から懐中電灯などで照らして、もう一方の桝から鏡で見ると、　見えない場合はしょうがないですね、　見えた場合、もしつまっている様子がないのに水が溜まっている場合は配管の勾配が悪いのか、途中の配管が下がってしまっているかなので、出来れば水道屋さんに見て貰った方がいいでしょう。